今回インタビューさせていただく卒業生は、目標だった警察官の職業に就いた中で、パーソナルトレーナーを目指すことを決心し、2ndPASSを卒業後にかたぎり塾さんに就職した高橋杏佳さんです。
- パーソナルトレーナーを目指そうしたきっかけ
- 2ndPASS在校中の印象に残っていること
- 就職後のやりがいと現場で直面した課題
といった内容でお話していただきました!
これからパーソナルトレーナーへの就職やフィットネス業界に興味を持っている方にとって、高橋さんの活動が励みになれば幸いです!
高橋さんが働いているジムの紹介
かたぎり塾
『カラダを笑顔に、世界に彩りを。』の企業理念のもと、2018年より「かたぎり塾」の運営をスタートし、現在ではパーソナルジム業界No.1の135店舗(※2023年5月現在)を全国に展開をしております。低価格で完全個室、理学療法士監修の研修を受けたトレーナーが専属でお客様につき、中長期のサポートでリバウンドさせないダイエットがサービスの特徴になります。
2ndPASS入学前の経歴・ご職業
2ndPASS:トレーナーになる前はどんなことをされておりましたか?
高橋さん:専門学校を卒業後に警察官になり、地域部門で交番勤務を1年と、駅を管轄する鉄道警察隊で2年の計3年勤めていました。業務内容に関しては、鉄道に関する事件・事故の対応や駅や電車内の警戒を行っていました。
2ndPASS:いつから警察官を志望したのですか?
高橋さん:小学生から剣道を続けていて、合同稽古をしていた道場が警察官OBの方が運営されており、警察官の方達と頻繁にお会いしていましたし、剣道を活かして人の役にたつようなことをしたいと考えていたので、小学生の頃から警察官になりたいと思っていました。
2ndPASS:小学生のときから思い描いていた警察官の職業に就く中で、パーソナルトレーナーを目指そうと思ったのはどんなきっかけがあったのですか?
高橋さん:警察官の仕事は好きだったので、ずっと続けようと思っていたんですが、2ndPASS卒業生の加藤怜さんのパーソナルトレーニングに通ったのが、一番のきっかけです。
逮捕術という警察独自の競技の選手もやっており、全国大会で優勝するためには「全国で通用する身体づくりをする必要がある」と思い、SNSを通して加藤さんのジムPeriod.を知りました。初めて体験トレーニングに行った際に、身体の評価からのリリースを行っただけで、可動域拡大があり身体への変化に驚き、そこから富山から東京まで通い続けました。
2ndPASS:独学で勉強してトレーナーとしての転職や活動も選択肢にありましたか?
高橋さん:最初から独学でスタートしようとは考えて無かったです。トレーナーを目指そうと思ったタイミングで、通っていたPeriod.の求人募集もあったので応募することも視野にいれてましたが、受かっても2ndPASSに入学して通いながらトレーナー活動をしたいと考えてました。
2ndPASS:そうだったのですね。ご縁があっても2ndPASSへ通おうと思っていたのはどのような理由ですか?
高橋さん:自信の無さもありましたが、職業にするからには中途半端ではなく、ちゃんとした知識を持って現場に出たいと思ってましたね。
2ndPASS:それから2ndPASSへ入学をした背景を教えてください。
高橋さん:正直、加藤さんやその周囲のトレーナーも2ndPASS出身だったので、トレーナースクールは2ndPASSしかしらなかったですし比較とかはしていないです(笑) コロナが進んでいったのもあって、退職2ヶ月前に退職を決めて2022年4月に東京校に入学を決めました。
2ndPASS:入学を検討した際に周囲の方にご相談はされましたか?
高橋さん:仲良かった同期と先輩には『警察を退職してトレーナーに転職しようと思う』と話しました。『一緒に仕事したかったけど、悩んだ末にその道を決めたのなら応援する』と後押しをしてもらいました。
2ndPASS:入学をする際に感じていた不安や心配事などありましたか?
高橋さん:地元の富山にずっと住んでいたので、上京して環境が変わることと漠然と卒業後のプランも描いていましたけど、本当にそれを実現できるかといったことの不安が無い訳ではなかったです。
2ndPASS在校中
2ndPASS:その後入学をして、仕事しながらの学習はどのようにしておりました?
高橋さん:通学中はエニタイムフィットネスでアルバイトをしていたのですが、休憩時間込みで9時間拘束だったので、眠いなと感じながらも早朝に勉強時間を確保して学習していました。
2ndPASS:在学中で印象に残っていることをお伺いしたいです。
高橋さん:期末実技テストの際に、後輩クラスの方がクライアント役で来てくれて、カウンセリングを進める中で『湾曲症で悩んでいます』と言われた際は、焦りましたね(笑) 習ったことを実践しようと思って、結果的には合格だったので安心しました。
卒業後の現在のご状況
2022年9月ご卒業
2023年5月現在のご状況
2ndPASS:現在はどこのパーソナルジムで勤務しておりますか?
高橋さん:「綺麗なダイエット」をコンセプトにしているかたぎり塾の女性専門店で今年2月から勤務しています。ダイエットや運動習慣を付けたいといった目的の20〜60代の方が通っておられます。女性専門店なので、女性トレーナーかつ女性しか出入りしない空間を望まれて、来店される方も一定数おられます。話しを聞いていると、知識が豊富だったとしても、実体験を持っているといった点で女性トレーナーを望んでいますね。
2ndPASS:高橋さんがかたぎり塾さんを志望した理由をお伺いしたいです。
高橋さん:研修制度が充実しているのと、業界最大手の店舗数や規模は志望した決め手になりました。また1人1店舗や独立支援といった体制もあるので、将来を考えるとこの環境が自分に合っていると感じました。
2ndPASS:入社をしてから現在までセッション本数は月間でどのくらい行ってますか?
高橋さん:コンスタントに月間100〜130本のセッション数で、多い日は1日10セッションとかやっております。
パーソナルトレーナーのやりがい
2ndPASS:2ndPASSで学んだことは現場でどのように活きておりますか?
高橋さん:座学の専門用語とかはお客様には分からないので、使う機会はほとんど無いですが、新たなトレーニングをセッションに取り入れる際の説明とかはスラスラと出来ますね。看護師のお客様とかは、解剖の言葉を用いて説明した方が伝わりやすいのもあるので、使い分けています。
2ndPASS:パーソナルトレーナーとしての楽しさややりがいはどんなところに感じますか?
高橋さん:お客様から『通い始めて身体の変化が出てきたから嬉しい』『私は高橋さんのセッションが合う』と言われると嬉しいです。
2ndPASS:印象に残っているお客様とのエピソードとかお伺いしたいです。
高橋さん:『運動習慣としては継続するけど、食べることが好きだからダイエットを辞める』と言っていたお客様がいて、セッションの度に声掛けしていく中で気持ちの変化が起こり、『食事も少し頑張ってみる』と言ってくれたときは嬉しかったですね。
2ndPASS:一方で現場に出てみて、どんなことが難しいと感じましたか?
高橋さん:入会されるお客様は、運動習慣や筋トレ経験が無い方が多いので、説明をしてもフォームが間違っていてエラー動作が多いので、改めて指導の難しさを痛感しました。2ndPASSだと運動や筋トレ習慣がある方がクライアントになりきっていたので、実際現場に出てみてギャップは感じました。
2ndPASS:入社してみて、かたぎり塾さんの良さはどの点に感じますか?
高橋さん:入社前研修は詰めて行いましたがすごく充実していましたし、セッションフィー以外のインセンティブ制度も細かく設計されているので、経済面でも安心できる良い環境だと感じています。デビュー後の研修も充実していますし、希望すれば研修講師にマンツーマン指導で教えて頂けます。
高橋さんの今後の目標
2ndPASS:ありがとうございます!最後に高橋さんの今後の目標をお伺いしたいです。
高橋さん:トレーナーになる前は、地元富山県のフィットネス文化の活性化させたいという想いがあったのですが、現在では東京でも充実していますし、東京でも活動をしつつ、富山のフィットネス文化の発展にも貢献をしたいと考えています。
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