医療従事者の池田さんは、もともとお客様としてパーソナルジムに通っていました。
そこで出会ったトレーナーは「必ず来た時よりも元気にしてくれる」活気あふれる方。
「私もこんな人になりたい!」そんな想いでトレーナーの扉を開けた池田さんをご紹介します。
夢を持ち、やりたいことを実現する池田さんならではの”自分らしい働き方”に迫りました。
きっかけはトレーナーとの運命的な出会い
元々は、臨床検査技師として医療に従事していました。
小学校の卒業文集で「医療人になりたい」と書くほど医療に携わりたかったんです(笑)
誰かのために活躍できるのってかっこいいなと漠然と感じていました。
そんな中、自分自身「痩せたい」と思ってパーソナルジムに通ったんですよね。そこで出会ったトレーナーさんが本当にすごかったんです。
そのトレーナーさんは、私のことを来た時よりも心身ともに毎回元気にしてくれて、「トレーナーってすごい、どういう目線で世界を見ているんだろう」と気になっていました。
心の底から人と繋がりたい
もともと「誰かの役に立ちたい」という想いがあって、現在も臨床検査技師という医療の仕事を続けています。
ただ、仕事柄ですが密接に患者さんと関わることは多くなくて、もっと寄り添いたいけれど、患者さんの手術後の結果は知らされなかったり。
心の底から寄り添いきれないことにどこかモヤモヤを感じていたんですよね。
もっと心から寄り添えたらな〜という想いと、自分に深く寄り添ってくれたトレーナーさんとの出会いもあって、自分もトレーナーになった時の世界を見てみたいと思うようになりました。
もっとお客様と深く繋がりたい、もっとお客様を喜ばせたいという気持ちが日に日に強くなっていったのを覚えています。
実は、2度目の入学なんです
私はこれまで2つのトレーナースクールを受講しました。
1つ目は違うスクール。2つ目は2ndPASSでした。
どちらのスクールさんも通ったことに後悔はないです。
というのも、やりたいと思ったことは即行動するタイプなので、トレーナーのスキルを身につけられるところを調べてトレーナースクールの入学を即決しました。
でも、最初に通ったスクールでは卒業1ヶ月前になっても現場に立てるイメージが湧かなかったんです。
半年間やったけど、現場を想定した授業が少なくて、お客様を喜ばせられる自信が全然ありませんでした。
1つ目のスクールでは、「座学を学ぶだけでは自信を持って指導ができない」ということが分かっただけでも、通う意味はあったと思います。
お客様に寄り添えるトレーナーになるためにも、そのスクールの卒業1ヶ月前には既に2ndPASSでの学び直しを検討していました。もっと実践的なスキルを学ばないと、そう思いました。
仲間と培った、理想を叶える本当のスキル
2ndPASSでの半年間はあっという間でした。
臨床検査技師は夜勤だったので仕事前に毎週通っていました。日によっては授業後に時間を作ってクラスメイトご飯や飲み会をすることもありました。
クラスメイトとはとても仲良くなって、卒業した今でも会う仲です。こんな仲良くなれるならもっと早い段階から皆とご飯に行けば良かったと感じています(笑)
肝心の授業も現場でのセッションを想定した内容が中心で、「そうそう、こういう現場に出るイメージが湧くような実技がやりたかった」という気持ちでした。
正直、最初は2ndPASSに通って本当にトレーナーになれるか不安でしたが、毎週の実践的な授業によって現場に立つイメージが鮮明になったのがとても良かったです。
2ndPASSで経験した2つ目の運命的な出会い
現在は、大阪の心斎橋にある『QOOL bodymake gym』で働いています。そこで現場に立つきっかけとなったのは、実は2ndPASSの中間実技試験の時でした。
試験はいつもの授業場所でお馴染みの校舎で行われました。現場に立つことを想定したセッションのテストで、お客様役として2ndPASSの卒業生が協力に来てくれていました。
緊張感のある中、私が担当したお客様役の卒業生の方からは「めっちゃいい!」と言ってもらえて素直に嬉しかったです。
実はそんな声をかけてくれた方が、まさに今私が働いているジムのオーナーさんだったんです。
良い印象をもらったこともあって、それからトレーナーとしてのお誘いを受けることになりました。
2ndPASSを卒業してから現場に出るようになった今でも、オーナーさんからは「池田のセッションはポジティブになるよね」という前向きな言葉をくれるのが嬉しいです。
現場に出て感じた”幸せ”
パーソナルトレーナーは、人々の身体と心を同時に健康にしていける仕事だと感じています。こんな仕事、なかなかないなと。
私のところに通ってくださった結果、身体の不調が無くなった人は嬉しいですし、セッション中に言葉で伝えてもらえることもあるのでそれも嬉しいです!
また、仕事帰りに疲れながらも来てくれた方が「ここに来ると元気になるんだよね」と言ってくれるのが嬉しいです。
様々な背景を持っているお客様との会話も楽しくて、自分自身の価値観が広がったことも実感しています。
また、臨床検査技師のお仕事も続けているので、職場の休憩時間では「肩こりどうすればいい?」とか「ストレッチして欲しい」とか、よく頼られます(笑)
小さい頃から考えていた”心から寄り添いたい、繋がりたい”という想いが今に繋がっていますね。
今が1番若い。やりたいことはやる。
もっとお客様に満足してもらいたいという想いは常にあるんですよね。
だからこそ、幅広いアプローチで1人1人のお客さんの幸せを追求したいと考えています。
1人の幸せには色んなアプローチが必要だから、今後は医療職の経験も活かしながら「トータルヘルス」に挑戦していきます。
私はやるかやらないかで迷ったらとりあえず1回飛び込んでいます。今が一番若いので、やりたいことは後悔のないようにやっていきたいと思っています!