2nd PASSの特別講師を務めていただいている秋田豊さん。
元サッカー日本代表で現在はサンクトバンドジャパンの代表を務めている彼の特別セミナーが、9月26日2nd PASSの6期生向けに開催されました!
今回も、サンクトバンドの特徴やバンドトレーニング、そしてフィジカルケアに大きな効果を発揮するコンプレフロスの使用方法が紹介されました。
※サンクトバンドやバンドトレーニングのメリット、コンプレフロスの特徴やケア方法はコチラ
健康寿命を伸ばす
バンドトレーニングのメリットの最たるポイントは、誰にでも簡単に使えるという事ですよね。
ダンベル・バーベルのように場所を取らないし、足元に落としても怪我をしない。重力ではなく張力による負荷なので、360度どんな方向にも効果を発揮できるんです。
しかも、負荷の調整も簡単です。
パーソナルジムにくるクライアントは、大半が運動不足な人です。そんな方に宿題として自宅での運動を促したい場合、バンドがあると選択肢が大幅に広がります。
世界有数の長寿国、日本では寿命と一緒にどうやったら「健康寿命」を伸ばせるかも重要視されています。
ダイエットが目的のパーソナルトレーニングでも、目指すところはクライアントの健康改善。そこにフォーカスしているのが、このサンクトバンドとコンプレフロスなわけですね。
バンドは引き出しを増やすだけでなく、トレーナーの収入源を増やす手段にもなり得る。
秋田さんはサンクトバンド代表として、ビジネスマン的な側面でもバンドの活用を推奨します。
トレーナーの収入源の基本はセッション。これ以外にセミナーや講師、あとは執筆などで収入源を増やしているトレーナーも多いですが、キャリアがないうちはこうした活動は難しいでしょう。
じゃあどうする?となった時、誰もが簡単に取り組めるのが「物販」。
その手段としてもバンドは活用しやすい、ということも秋田さんは強調していました。
リアルな側面も語れるのは、経営にも取り組んでいる彼ならではのことですね。
それに、バンドを使えるというのは自重・ウェイトの種目以外の「引き出し」を持つことにもなります。
トレーナーはクライアントのニーズを解決するため、どれだけ多くの手段を持っているかが重要です。
アクティベーション・アセスメント・トレーニングの流れを体感!
概要を話したあとは、以前同様にバンドを使った実技を実践。
前回同様、前半はサンクトバンドを使いながら、筋肉全体に刺激をしてモーターコントロールをできるようにするアクチベーションと、アライメントチェックに有効なアセスメントの方法、そしてストレングストレーニングを体験しました!
また、バンドによるケアでは首こり、肩こり、腰痛にも有効なストレッチ方法も伝授。
日本人の慢性痛で特に有名なこれらを、普段の授業とは違う方法でケアしていきました。
ストレングストレーニングでは、ダッシュやジャンプといった動作にバンドを応用する種目も。普段やらない動作に、戸惑いながらも楽しみながら取り組みました。
コンプレフロスで起こる体の変化に驚きの声も
授業後半は、コンプレフロスのケアを実際に体験しました。
秋田さんの実践編では、手首、肩にそれぞれ慢性的な痛みを抱える生徒を実験台(笑)にして、秋田さんの手でバンドを巻いてもらいます。
これ、見た目以上にギッチギチに巻いていくので、周辺部位が危険な色に変色していくんです。でも、2分程度という短時間ですぐに戻すので、体に悪影響はないんだとか。
バンドを巻いた部分を圧迫し、ねじり、ストレッチで伸ばすことで、そこにある筋膜や結合組織(ファーシャ )をはがし、血流やリンパの流れを促進します。
実際に受けた生徒は、「楽になった!」とその結果に驚いていました。
アスリートも日頃のケアに使っているこのコンプレフロス。
もちろん万人に使えるとは限りませんが、巻いてストレッチ・エクササイズをするだけなので、使えると便利な場面がたくさんあるかもですね。
コンプレフロスを顔面にも巻いている図。非常に効果が期待できるんですが、なかなかすごい光景です…(笑)
アンケートでは様々な声が
授業の最後には記念撮影を行いました。
その後、生徒からのアンケートではさまざまな声が寄せられました。その一部を少しだけご紹介します!
- 一人でも家でも負荷をかけながら普段よりもトレーニングができ、トレーニングの幅が広がるので魅力を感じました。肩こりで巻いていただいたのですが、締め付けられて痛かったのですが凄く楽になりました。
- コンプレフロスが自分の中で興味がわきました。もっと内容が深く知りたいと思いました。
- 思ったより簡単に使えてすぐ効果が分かってよいと思いました。トレーニングの幅がとても広がるのでもっと学びたいと思います。
授業全体の満足度が非常に高く、「時間が短い!」「もっと詳しく聞きたかった!」「全体を通してより深い理論を聞きたかった」といった声も。
出席していた19名のうち、ほぼ全員の18名がもっと聞きたいという声を寄せてくれました。
一方で、授業内容について改善すべきポイントもいただくことができました。その声は、これからの授業に早速活かしていこうと思います!
パーソナルトレーナーとしてできることの幅を広げるために、今後も2nd PASSのカリキュラムとして、秋田さんの特別セミナーを継続開催していく予定です。
今後の授業開催のレポートも、ぜひチェックしてみてください!
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