2022.05.23

ゼロから分かるジム必勝法!

ニュース

「どこにジムを出せば良いか見当がつかない…」

「なかなか人の目に止まらない…」

「スタッフがすぐに辞めてしまい悩んでる…」

 

昨今のジムは競争が激化しており、こういった悩みを聞くことが少なくありません。この記事は「ゼロから分かるジム必勝法!」と題して、以下の方を対象に行ったセミナーの重要部分をまとめたレポートになります。

 

  • ジムの開業を検討している方
  • 既に開業している方
  • そもそも「ジムの経営って何をするの?」について知りたい方

 

今回のセミナーでは、フィットネス業界における開業支援マーケティング人材育成それぞれのプロである3名の方をお招きしました。ジム経営の成功に大きく関わる「立地」「集客」「人材」に焦点を当て、プロも実際に使っているツールなど具体的な情報が盛りだくさんなのでぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

 

ご登壇者の紹介

 

司会

 

ジム経営の成功は立地で決まる

ジム開業をこれから考えている方にとって場所選びは考えるべきことが多いポイントと言えるでしょう。一度開業したらすぐに、引っ越しできるものではありません。

 

「ではどんなことを基準にジムの開業エリアを決めればよいのか?」そのヒントが宮下氏から得られるかもしれません。

 

立地の好条件は「夜間人口」の多いエリア

 

「ジムがうまくいくかどうかは出店する場所で7、8割決まると思います

 

そう語ってくださったのは、これまで100店舗近くの運営・開発・支援に携わってきた宮下氏。

 

そして宮下氏がジムの立地に適している場所として挙げたのが、夜間人口の多いエリア。一般的にオフィスや商業施設のある都市部は昼間人口が多く、住宅街は夜間人口が多い傾向にあります。ではなぜ夜間人口の多いエリアが良いのか?

 

「日中に人通りの多いオフィス街に出店した24時間営業のジムが経営に苦しんでいる傾向にある」

 

と宮下氏は言います。これは、24時間ジムの強みを把握できていないのが原因だと考えられます。「早朝でも深夜でも使える」ことが24時間ジムの大きなメリットです。したがって、休日や用事の前にサクッとトレーニングしたい人は家の近くにジムがあると嬉しいのです。

 

以上が、ジムにおける立地の好条件として夜間人口の多いエリアが挙げられる理由です。

 

立地戦略はジムのコンセプト次第

 

  • ダイエット
  • 健康維持
  • パフォーマンス向上

etc……。

 

ジムを利用する人には様々な目的があります。そして、その利用目的に合わせてコンセプトを決めるだけでなく、立地も決める必要があると考えられます。

 

「仕事帰りに駅前のパーソナルジムでフォームを学び、休みの日は家からすぐの24時間ジムで黙々とトレーニングする」

 

このようなお客様も実際にいるなかで、ユーザーの使用例を想定した立地がジム経営の第一歩と言えるかもしれません。

 

「立地」を決めるための2つの重要データ

 

「立地条件に最適なのは夜間人口の多いエリア」とはお伝えしたものの、全てのエリアが一概にそうとは言えません。

 

なぜなら、地域によってテナント賃料を踏まえたサービス料金や駅前の商業施設の充実度などは異なり、それが集客にも影響すると考えられるからです。

 

では地域ごとの具体的な数値はどこで見れば良いのでしょうか?

 

今回、宮下氏も仕事で実用しているというツールを特別に公開していただきました。それが次の2つです。

 

  • jSTAT MAP(誰でも使えるWebサイトの地理情報システムで商圏調査や市場分析などが行える)
  • 出店戦略情報局(飲食や小売店などの商業施設の売上や駅の簡単な情報などが分かる)

 

これらのツールを元に、テナント賃料・ジムの月会費・単価・人件費などを決定し経営ができる条件に当てはまるエリアを策定していくのです。

 

競合に負けないジムの「集客」攻略法とは

サイト制作の最強ツールはこれ

「立地」が決まると、次に必要となるのはそこに人を呼び込む「集客」です。ではどのように「集客」していけばよいのか。ここからは、セミパーソナルジムFLATTEを運営する会社のマーケティング統括である田螺(たにし)氏にお聞きしました。

 

「ジムに興味がある人の多くは検索から入るが、検索で上位に表示されやすいサイトの制作にはWordPressが最適。」

 

「巷にはサイトを無料で作れるツールがあるものの、検索で表示されやすいシステムを持つWordPressを使うことは長い目で見ると費用を惜しむ部分ではないかもしれない」

 

田螺氏によれば、さらに検索の表示度を上げるためにジムに興味を持つ人がどう検索するか予想することが重要だと言います。

 

例えば恵比寿に自分のジムがあるとします。そして、ある人が「恵比寿 ジム」と検索すると、自分のジムがなかなか出てこないことがあります。それは、恵比寿のあらゆるジムがそのワードをサイトに入れているため競合が多く下に埋もれてしまうからです。

 

そんな時には、自分のジムのコンセプトを確認し、それに合った検索を予想します。「恵比寿 ジム 女性専用」や「恵比寿 ジム 増量 男性」といったキーワードを自身のサイトに入れると、競合が減るだけでなく検索した人のニーズに自分のジムが一致し興味を持ちやすくなってくれるのです。

 

以上が、WordPressを使うことによって検索で表示されやすくなるというお話でした。

 

失敗しない外注先の正しい選び方

 

ここまでの話を踏まえ、いざサイトを制作するとなった時、サイトの複雑なコードや文字列に戸惑うことがあると思います。自分の力ではどうにもできない時には外注するのが得策です。

 

しかし、サイトの質の基準や外注の料金相場などが分からないために

  • 桁外れのお金を払ってしまったり
  • 思っていたものと違うサイトになってしまった

という声も少なくありません。

 

そこで、田螺氏から失敗しないための外注先の選び方のポイントをお聞きしました。主なポイントは以下の2つ。

 

  • 外注先の店舗ビジネス関連の実績
  • サイト制作を担当する人との相性

 

まず「外注先の店舗ビジネス関連の実績」ですが、ジムや脱毛店などのサイト制作経験の有無を確認し、その成果を確認することが重要です。サイト制作の経験によってはそこでまず足切りができるかもしれません。

 

次に、「サイト制作を担当する人との相性」。これは、自分のイメージがいかに担当者に伝わるかが大切なため、ジムのサービスやターゲットなどを理解してくれる人を選ぶべきということです。

 

広告、SEO、ブログ…必要なのはどれ

 

「集客」には検索してもらうことが重要だとお伝えしました。

  • 広告
  • SEO
  • ブログ

様々な要素が絡んできます。

 

全部できるのであればそれが一番ですが、なかなか手が回らないこともあると考えられます。そこで、「集客」のために「これは外せない!」ということがあるか、引き続き田螺氏にお聞きしました。

 

結論から言えば、お金をかけれるのであれば広告は出した方がよいと言えるかもしれません。検索結果画面に表示される広告は、サイト検索よりも一番上に表示されるのでSEO対策をせずとも見られやすいという強みがあります。

 

広告にお金をかけることが難しい場合は、お金をかけずとも検索で上位に表示されやすくなるSEOの出番です。Googleのアルゴリズムなど様々なことを理解して活用できるまでにかかる期間は概ね半年〜1年と言われています。

 

SEOを勉強するうえで、Webに精通している方のセミナーなどからインプットすることも重要です。田螺氏によると、筋トレ好きのWebマーケターも多いそうです。

 

したがって、「自分が持っている筋トレの知識と引き換えにWebの知識を教えてくれないか」とTwitterで打診してみるといった積極的な行動もよいかもしれません。

 

そして、よくみるのがブログ記事。これは、「余裕があればやるとよい」とのことで、重要度はあまり高く無いようです。

 

というのも、もしブログから興味を持ってくれた人がいても、居住エリアが自分の経営するジムと離れていたら集客には繋がらないからです。なので、時間を無理に割く必要は無いと言えるでしょう。

 

「人材育成」の大切さ、長く愛されるジムの作り方

「そのジム」の存在意義を明らかにすること

 

ジムを作って、集客ができるようになる。それだけでなく、お客様に満足してもらえるサービスを提供し続けてもらうことがジムの経営には求められます。

 

そのサービスを求めているのは「人」であり、提供する側も「人」です。そのため、ジムを続けていくには「人材」に目を向けることが必要です。

 

ここからは、組織や人材の開発を行っている株式会社cocoraise 代表の川口氏からお話を聞きました。

 

「会社としてビジョン、情緒的な部分を持つことが大事」

 

そう語ってくださったのには、以下の理由がありました。

 

  • スタッフは「このジムだからこそ働きたい」というモチベーションを持つことができ、離職率低下・人材定着に繋がるから。
  • ユーザーは質の高いサービスを受け続けられることによって「このジムだからこそ目的を達成できる」とジムに満足して続けてもらえるから。

 

ビジョンや使命を掲げてジムの「存在意義」を定義する。それが、そこで働くスタッフにもお客様にも「このジムだからこそ」の意味を持ってもらうことができるのです。

 

ジムによっては多店舗展開や、地域密着型のスモールジムを作るなど戦略は異なります。経営戦略がどちらにせよ、「ジムの存在意義を定義する」ことはプラスに働くと考えられます。

 

多店舗展開を考えているジムなら「ビジョン」はこう活きる

ビジョンを通じて経営者と考えや意識が一致した幹部層を育成することができ、店舗を展開していっても人材が定着しお客様に提供するサービスの質を維持できる。

 

地域密着型のスモールジムを考えているなら「ビジョン」はこう活きる

「店舗展開するわけでもないのに、こんな小さいところで働く意味はあるのだろうか」といったスタッフの悩みに答えてくれるのがビジョンであり、「そこだからこそ働きたい」というモチベーションを持ってもらうことでスタッフの定着、サービスの質向上に繋がる。

 

 

 

さらに川口氏は、スタッフの声をいつでも拾えるような定期的なヒアリングの重要性まで言及してくださいました。メンバーの育成がお客様の満足度に繋がることを川口氏は経験から学んでいるからです。

 

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ジム経営者がやるべき2つのこと

 

最後に川口氏からは「人材定着」において具体的にできることは何があるか、お聞きしました。そこであがったのが2つ。

 

  • スタッフに対してスキルの部分を教育する時には”トレーナーとして”、会社のビジョンや組織強化の部分を伝える時には”社長として”接すること
  • 採用において「この人は辞めないだろう」と思って採用することをやめること

 

この2つはジムの実際の現場でよくあることだそうです。

 

特に、研修の際にスキルの面もビジョンの面もトレーナーとして伝えると、会社のビジョンが軽視されがちになることが考えられます。そうならないためにも、ビジョンなど組織に関係することは研修が終わっても定期的に伝え、モチベーションを維持していくことが重要と言えるでしょう。

 

また、トレーナーはある段階で独立するかどうかを悩む時期が来ることが多いそうです。「ずっとうちのジムで働いてくれるだろう」という考えを最初から持つのは辞めて、自身のジムの強みや存在意義を再確認し、「働きたい」と思える環境を作るのもよいかもしれません。

 

まとめ

 

ジムの経営において立地・集客・人材が重要性をお分かりいただけたでしょうか?

 

今回の記事で、実際にプロが使用しているツールを初めて聞いた方も少なくはないでしょう。ジムの経営に携わっている方が近くにいればぜひこの記事をシェアして活用いただけると幸いです。

 

今後も有益なセミナーの情報や解説をしていくのでぜひSNSのフォローもお願い致します!


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