パーソナルトレーナーになる方法は数多くありますが、その中で近年注目されているのが、パーソナルトレーナー養成スクールの存在です。2nd PASSも2017年にはTVで紹介されたことで、「一体どんな勉強ができるんだろう?」と話題になりました。
実際に、パーソナルトレーナー養成スクールでは様々なカリキュラムでトレーナーとしての基礎を学ぶことができます。その実態について、特徴や費用、スクールに通うメリットなどをご紹介します。
【参考】「マツコ会議」で2nd PASS(セカンドパス)が出演!気になる収入も暴露
パーソナルトレーナーに必要な知識、経験とは?
トレーニングに関する知識
パーソナルトレーナーに必要な知識とは、例えばトレーニングに関する専門知識です。
トレーニングの名称やそのトレーニングをすることで得られる効果、どの部分の筋肉が鍛えられるのかという点についての知識を持っているのは大前提。正しいフォームや効率的なトレーニングの方法、怪我をしないための安全管理などの知識も必要です。
トレーニングについては、さらに「機能解剖学」などの知識の深掘りが必要です。
これは体の仕組みや筋肉形成のプロセスを伝え、現在のお客様の状態と、今後のトレーニングで鍛えられる部分、鍛えた結果どうなるかを正確に伝えることができる知識を身につけなくてはなりません。
未経験からパーソナルトレーナーになりたいという人の中には、「トレーニングを毎週3日以上やっているから、未経験ではない」と豪語する方が少なからず存在します。
ですが、その状態はハッキリ言えば、トレーナーにとって入り口にすら立っていません。そのトレーニング法が正しいのか、お客様に合わせたトレーニング指導ができるのか、お客様の体の歪みやその調整ができるのか。
そこまでできて初めて、パーソナルトレーナーとして活躍できるのです。
トレーニングをする人の現在の体の状態を伝えて、この先のトレーニングに対する見通しや、目標などをもてるように情報を伝えるための知識などが必要なのです。
また、パーソナルトレーナーには運動生理学の知識も求められます。例えば、筋トレなどの無酸素運動を行った時に身体にどのような反応が起こっており、どんな物質によってどんなエネルギーが使われているのかといった知識です。このように、パーソナルトレーナーになりたいという場合、トレーナーとしての専門知識が必要になるのです。
食事に関する知識
また、運動だけでなく「食事管理」、栄養学の点でも専門知識が求められます。
五大栄養素がそれぞれ持つ役割や、カロリーの計算方法、最近流行っている糖質制限も含めた、バランスの良い食事に関する知識がないと、リバウンドをしない、お客様の健康を損なわない指導はできません。
カウンセリング、営業に関する知識
パーソナルトレーナーにはカウンセリングの知識も必要です。トレーニングを行いたいという人のニーズにマッチするトレーニング指導を行うために、相手のニーズがどんなことなのかというを知り、理想のゴールへ導くために必要なカウンセリングの知識を身につけることも大切です。
そして、パーソナルトレーナーはトレーナーでありながら、ビジネスマンでもあります。
パーソナルトレーナーにとって営業は必要不可欠です。カウンセリングを通じた契約へのクロージングや継続的な利用への勧誘には、トレーナー1人1人の意識が大切です。
もちろん、これができるのは確かなサービスを提供していることが大前提でもあることは言うまでもないでしょう。
パーソナルトレーナー養成スクールで学べること
トレーニングプログラムや指導
パーソナルトレーナー養成スクールでは様々なトレーニングプログラムを学ぶことができます。トレーニングプログラムの効果、方法を知ることで、1人1人に合う効果的なトレーニング指導を行うことが可能です。
トレーニング種目には、一般的なものからアスリート、高齢者の方など体力に応じて指導を行う技術が必要になります。養成スクールで実践的、学術的にこれらの指導方法を学ぶことで、お客様に応じたトレーニングメニューの作成が可能となるわけです。
トレーニング実技ではウォームアップやクールダウン理論、ウォームアップ実技や下肢のウエイトトレーニングバリエーションなどに関する知識や補助テクニックなどに関する知識などを学べたり、トレーニング理論では心肺機能系トレーニング理論や酸素摂取量と代謝計算、筋力系プログラミングやセット法などについて学べるようになっていたりします。そして、解剖学では体幹の機能解剖と連動動作分析などの知識が学べたりします。
また、パーソナルトレーナー養成スクールではスポーツトレーナーとしての技術やスキル、資格取得などのための知識を体系立てて学ぶことができるようになっています。
お客様を想定した実践型のカリキュラムが組まれ、トレーニング理論や機能解剖学、栄養学など包括的な勉強ができるスクールが多いです。
資格取得が可能なスクールも
養成スクールでは、資格取得を目的とした講座を行なっているところもあります。取得できるのは、主にNSCA-CPTやJATI-ATI、NESTA-PFTなどが挙げられます。
こうした資格はパーソナルトレーナーにとって必須ではありませんが、スポーツクラブと業務委託契約を結びたい場合、条件の1つとして資格を持っている必要がほとんどなため、取っておいて損ではないでしょう。
一方、こうした資格の取得のみを目的としたスクールも存在します。資格が欲しいのか、知識を身につけて就職したいのか、目的に応じてスクールを選択するようにしましょう。
パーソナルトレーナー養成スクールの特徴、費用はどれくらいかかるの?
パーソナルトレーナー養成スクールの最大の特徴は、パーソナルトレーナーの知識や技能などを効率的に学ぶことができ、時間的に短期間でパーソナルトレーナーなりやすいという点です。
パーソナルトレーナー養成スクールには通学して学ぶコースだけでなく、通信制コースなどが設けられているところもあります。スクールは現役のパーソナルトレーナーが少人数体制で運営している場合が多く、3ヶ月~半年くらいの期間でパーソナルトレーナーの勉強をすることができるといわれています。費用については30万円から60万円あたりが一般的ですが、中には100万円を超える、専門学校レベルの施設もあります。
パーソナルトレーナー養成スクールに通うメリット
パーソナルトレーナー養成スクールに通うメリットは、まず座学と実践両方で、資格や知識を身につけられる点にあります。特に重要なのは「実践がある」ということです。
パーソナルトレーナーの周辺資格は、独学で取得できるものも少なくありません。しかし、自分1人で勉強しようとすると、どうしても実践、つまり具体的な指導をする経験が積めないのです。
パーソナルトレーナー養成スクールは必要な知識の習得だけでなく、指導技術を実際にやりながら身に付けることができるので、独学よりも効率的な学習ができるだけでなく、資格取得にも有利です。単なる未経験者という状態を脱することで、就職後も即戦力として活躍できるという期待をジム側に持たせることもできます。
新卒だけでなく、転職をしてパーソナルトレーナーになりたいという方も、未経験者より有利に立つことができることも、大きなメリットの1つです。
卒業後の就職の支援をしてくれるスクールもある!
養成スクールに通う人にとっての目標は、知識の習得ではなく「パーソナルトレーナーになること」だと思います。
パーソナルトレーナー養成スクールの中には、卒業後の就職についてもフォローをしてくれるところがあります。2nd PASSも、全国のパーソナルジムと提携をしながら、卒業後の就職を目的にしている生徒さんへ万全のバックアップ体制をとっています。
パーソナルトレーナーズプロより引用 ( https://personal-trainers.pro/ )
もちろん、就職ではなく将来的に必要な知識としてパーソナルトレーナー養成スクールに通う人もいます。ニーズに応じて柔軟な対応ができるというのは、パーソナルトレーナー養成スクールを選ぶポイントと言えるでしょう。
自分の目的に合ったスクール選びをしよう!
パーソナルトレーナー養成スクールでは、実に多くの知識を学べ、また実践経験を積むこともできます。
決して費用は安くありませんが、自分が求める目標が明確であれば、授業料以上のものを手に入れることができるでしょう?
・現在学生で、パーソナルジムへの就職を視野に活動したい方
・働きながら勉強をして、スムーズにトレーナーへの転職をしたい方
・忙しい時間の合間を縫いながら、実技指導の勉強をしたい方
こうした思いを抱えている方は、ぜひ一度2nd PASSのスクール詳細をご覧になってみてください!
この記事を見た方はこちらも見ています
更新日:2024.06.18
スポーツトレーナーに向いているのはこんな人!特徴とスキルを解…
業界情報
更新日:2024.06.18
パーソナルトレーナーの個人契約ガイド:契約書作成、集客までの…
パーソナルトレーナー
更新日:2024.06.18
パーソナルジム集客の基本。7つの方法と2ndPASS卒業生の…
業界情報