【採用店舗様インタビュー】『FORZA(フォルツァ)』吉野さん

2018年09月21日

美ボディ専門パーソナルトレーニングジムとして、新宿・恵比寿・秋葉原・池袋と都内を中心に店舗展開をしているFORZA(フォルツァ)。

こちらのジムに2018年4月、2nd PASS卒業生である大池さんが入社。

現在では2店舗で責任者を任せられるなど活躍を見せています。

今日はFORZAの代表を務める吉野さん。店舗のことや今後のトレーナー業界で求められる人材像について、赤裸々にお話いただきました。

包括的なプログラムで「健康的なダイエット」を提供

−−「美ボディ専門」という言葉があるだけあって、やはりターゲットとなるのは女性のお客様ですか?

そうですね。私たちのターゲット層は20代〜40代の女性のお客様が中心で、年収も300万〜400万円と設定しています。

ちなみに、大手パーソナルジムだと30代以上の男女が対象で、年収600万円以上、あるいは経営者の方がターゲットだったかと記憶しています。

−−年齢だけでなく年収でもターゲティングをしているんですね。

FORZAさんのサービスの価格帯は他のジムと比べても非常に安い印象を受けました。ターゲット層を意識してのことなのでしょうか?

必ずしもそうではありません。

ある大手ジムでは、1回あたりのセッション料金を「1時間2万円」と設定しています。

それが大きな成功を収めたので、他のジムも基準をその料金にしました。私がパーソナルトレーニングを始めた頃は、1時間7,000円程度が相場だったんですよ。

私としては料金を安く設定しているというよりも、適正価格でやっているという認識が強いです。

今後3、4年でブームがひと段落すれば、料金も下がってくると考えています。

−−店舗に訪れるお客様のニーズは、やはりダイエットが大半なのでしょうか?

そうですね。つい先日店舗に70代女性のお客様もいらしたんですが、彼女も目的は「ダイエット」でした。

ちなみにそのお客様は大池くんが対応したんですよ。年齢や体力を考慮しながら、よく頑張っていました。

パーソナルにいらっしゃるお客様には、日本人の多くが抱える肩こり・腰痛を治したいという思いを持った方もいます。

FORZAでは2ヶ月後=ダイエットというゴールを目標に据えつつも、包括的なセット内容を組みます。

あくまで一時の結果ではなく、お客様が健康的な体を手に入れられるよう努力するので、結果的に肩こり・腰痛が改善されることにもつながるんです。

経験者でも未経験者でも、重要なのは「能動的に勉強する習慣」があるかどうか

−−店舗ではどのように人材を育成しているのでしょうか?

ジムにはパーソナルトレーナー経験者から未経験者までやってきますが、どんなに経験を積んでいる方でも必ず研修を実施します。

前職で1年パーソナルトレーナーをしていたけれど、結局全く通用しないという方が多いんですよ。

−−そうなんですね。

能動的に勉強する姿勢があるかどうか。これは大きいです。

パーソナルトレーナーは資格が必要ないじゃないですか。でも現場に立って指導をした時点で、お客様からしたら全員プロフェッショナルに見えます。

仮にベンチプレスが35kgしか上がらない人も、100kgしか上がらない人も、お客様からは「先生」と呼ばれる。

これで勘違いをして、トレーナーになってからの学びがおろそかになる人が非常に多いんです。

ちなみにFORZAでは、ベンチプレス100kgをあげることが最低限の上限として掲げています。

努力すれば誰でも到達できますし、スポーツのような運動神経も必要ありません。

私たちが必要としている存在は、部活で全国大会に出場したことがある方とか、球技な得意な方ではありません。

欲しいのは「運動苦手な人の気持ち」を理解できる人です。

そういう意味では、変に自分の考えに凝り固まった経験者よりも、会社員経験がある人などの方がいいですね。

−−研修ではどんな内容を重視していますか?

解剖学や栄養学を中心に、減量を目的とした指導内容を教えます。会社の方針である指導内容と、持っている知識を擦り合わせていく感じですね。

例えばトレーニングの処方であれば、「誰に」「どんなメニューを」「なぜ渡す」のかを理詰めで考えさせます。

あと、多くのジムではトレーニングで誰にでもスクワットをやらせますが、うちではむしろスクワットを禁止にしているくらいなんです。

−−え、そうなんですね!

FORZAでは「運動神経」「柔軟性」「筋力」の3つの柱からメニュー作りをしていますが、スクワットは非常に難易度が高い種目なんですよ。

正しく行うにはざっくり分けても4つのポイントがあって、1つでも間違えるとケガのリスクがあります。

研修時は人によって、「もういいです」と帰す人もいますし、研修内容についてこれずそのまま辞めてしまう人もいましたね。

−−大池さんは実際に研修を受けてどうでしたか?

大池さん

実は最初の時に怒られてしまって。そこから意識が変わってかなり勉強しました。

ただ2nd PASSを通じてある程度知識もあったのはよかったですね。授業ではかなりのテキスト量をこなしたし宿題も多いから、自然と勉強する癖が付いていた気がします。

え、怒ったことなんてあったっけ?(笑)

それは置いておいて。2nd PASSでは4時間の研修とは別に、復習も必要でしょう。

研修の時点で辞める人の大半は、「こんなに勉強しないといけないのか」と気持ちが折れてしまうんです。その点、あらかじめ勉強する癖がついている人はありがたいですね。

−−現場に立つ前に脱落してしまう方もいるんですね。

勉強に関しては、残念ながら無理な人は無理ですね…。

シビアな話ですが、履歴書で出身学校や偏差値などもチェックするようにしています。

トレーニングができるとか以前に、研修やお客様の言葉・要望を理解してメニューを組む上で、国語力が伴っているのかの指標になりますから。

−−現場に立つ前に脱落してしまう方もいるんですね。2nd PASSからの採用はどんな経緯だったのでしょう?

スクールのジム担当者様から連絡をもらって。ちょうど人が欲しい時期で助かりました。これまでも無料掲載できるようなサイトで、人材募集はかけていました。

サイトでは「未経験OK」と載せていたんですが、本当にトレーニング経験も予備知識もない方ばかりで。

その点2nd PASSさんから採用した大池くんは、事前の知識や勉強の習慣が身についていたのが良かったですね。

より広い視野で業界の流れを勉強してほしい

−−ありがとうございます。最後に、吉野さんから見てパーソナルトレーナーには今後、どんな能力が求められるでしょうか?

パーソナルトレーナーのニーズは高いですが、離職率も同様に高いのが現状です。

正直誰でも始められる職業ですからね。マンション一室があれば十分ですし、新宿でも場所を選べばそれほど家賃も高くありません。

私はもともと広告代理店からこの業界に入ったのですが、そこで培ったWebマーケティングの知識が集客に生かされています。

逆に言うと、どんなに知識があても集客ができないと事業は維持できません。

−−一見関係なさそうに感じるマーケティング知識が不可欠だと。

はい。

筋肉がある人、ダンベルの扱いが上手い人。

それだけじゃ今後箸にも棒にもかからない時代がくるでしょう。

周りのトレーナーを見ると、業界研究や業界全体の流れを勉強できている人が本当に少ないです。

今なぜそのトレーニング法が流行っているのか、どういう媒体で紹介されているのかをもっと勉強したほうがいい。

この業界は今後さらに変化すると考えています。詳しくは話せませんが、FORZAでもそんな先の時代を見据えて事業展開を考えているところです。

ある意味で現在は、これから転職でパーソナルトレーナーを目指す方には夢のある状態にあると言えますね。

目の前にいるお客様を見続けるのか、その先を見据えるのか。ここに生き残れるトレーナー、そうでないトレーナーの境目がある気がします。

編集後記

パーソナルトレーナーとして、お客様のニーズを叶えるためのスキル・知識の習得は大前提。その上で、常に学び続ける姿勢を貫けることの重要性を、吉野さんの話の節々から感じました。

学び続ける姿勢を習慣化できる2nd PASSのカリキュラムに、大きな可能性も感じてくださっていました。

しかし同時に、吉野さんの言葉からはパーソナルトレーナーもビジネス分野の勉強・実践が欠かせないことを痛感させられます。

対お客様へのセッションとマーケティング戦略。この両輪が、今後のパーソナルトレーナーには必要不可欠になっていきそうです。

【FORZAに入社して2店舗の責任者となった大池さんにも、お話をうかがいました!】

パーソナルトレーナー養成スクールの詳細はこちら!