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- パーソナルトレーナーって何歳まで働ける仕事なんだろう?若い人が多そう
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- 30代からのパーソナルトレーナー転職って遅いのかな?
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- 今後の人生「今」が一番若い!好きな筋トレを仕事にしてみたい
こういった質問が2ndPASSにはしばしば来ます。結論から言うと年齢で迷う必要はありません!
20代〜60代まで幅広い年齢の方がパーソナルトレーナー業界で活動しています。
- なぜパーソナルトレーナーになる上で年齢が関係はないのか?
- なぜ「何歳までできるの?」といった不安を抱える必要がないのか?
年間350名、これまでに1800名以上のパーソナルトレーナーを育成した2ndPASS(セカンドパス)トレーナースクールが解説します。
これからパーソナルトレーナーへの就職や、転職を考えている方の参考になれば幸いです!
「何歳まで働ける?」「何歳まで転職できる?」年齢に関わるパーソナルトレーナーのお悩み
2ndPASSには月間100名以上のパーソナルトレーナーを目指す方からご相談が届きます。よく頂く質問の1つが年齢についてです。
- 『もう40歳になるのですが、遅いでしょうか…?』
- 『この歳で就職できるジムはありますか?』
- 『勉強についていけるか不安です』
- 『クラスのメンバーと合うか不安です』
などなど、本当に多くのご質問頂きます。
結論、パーソナルトレーナーを目指すのに年齢を気にする必要は一切ありません!
2ndPASSの生徒の皆さんの平均年齢は20代後半ではありますが、30代、40代、50代の年齢の方も全く珍しい話ではありません。
50代の主婦の方が2ndPASSに通い、就職していった例もあるくらいで、年齢ではなく実力を評価される職業だと言えます。
そして2020年、ついに『60代』の生徒さんがご入学されました!年齢を不安に思うどころか新しいチャレンジにワクワクしている姿を見て、なんだかこちらが勇気をもらうほどです。
「40代からトレーナー転職、入社半年で店長に」といった卒業生もいらっしゃいます。
- パーソナルトレーナーは何歳まで働ける仕事なのか?
- 何歳になっても転職できる。年齢制限はない
年齢に関わる悩みを大きく二つに分けて、それぞれについて解説していきます!
何歳まで働ける?パーソナルトレーナーの年齢とキャリア
「何歳まで働けるの?」という質問には以下のような背景、疑問が挙げられます。
- 運動に関わるから、体力勝負の仕事なのでは?
- 若いうちしかできない仕事なのでは?
- 定年まで働けるイメージが湧かない
それぞれ詳しくみていきましょう。
「年齢が高いことのメリット」若者だけが有利な仕事ではない
パーソナルトレーナーの活躍の場はスポーツ現場ばかりではなく、高齢者の健康サポートや運動指導にも広がりつつあります。
高齢者にとって担当トレーナーの年齢が若すぎたり遠いと、トレーニング以外の「何気ない会話」などコミュニケーションが難しくなることが少なくありません。
同年代のパーソナルトレーナーからの指導は心理的なハードルが低く、トレーナーとお客様のあいだで「共感性」が生まれやすく重宝されます。
シニア世代に向けたパーソナルトレーナーの需要は増すばかりなので、年齢が高いことはむしろチャンスと言えるでしょう。
よって「若さ」だけが選ばれる理由にはならないのです。お客様は「ダイエットを効果的に進めてくれる」スキルにお金を払っています。年齢だけでなく、専門的な知識と経験が重視されます。
体力は?「スポーツに関わるから働ける年齢に限界がありそう」
パーソナルトレーナーのお仕事は、お客様のダイエットをサポートすることがメインです。
そのため、自分が激しいトレーニングを何歳までもできる必要はありません。
パーソナルトレーナー自身が健康的なライフスタイルを維持し、健康体を維持できていれば問題ないのです。
またコンテスト実績が必要なのでは?と感じる方は少なくありませんが、これは必須ではありません
パーソナルトレーニングに通うお客様の多くはダイエット、健康維持をしたい人がほとんど。
「コンテスト選手向けのお客様を担当したい」といった特別な目的がない限り、トレーナー自身がコンテスト等の優勝実績を持っておく必要はありません。
パーソナルトレーナーのキャリアは現場以外にもある。
パーソナルトレーナーにはお客様に直接指導するプレイヤー以外にも働き方があります。
- 店長やマネージャーとして働く
- パーソナルジムのトレーナーを育成する側として働く
- 独立・開業して自分で店舗を持ち経営側に回る
お客様とのトレーニングが好きで、定年近くまで現場に立つトレーナーもいれば、パーソナルジムの店舗をマネジメントする側として、パーソナルトレーニング業界に関わる働き方もあります。
働き方は人それぞれ。
どういったキャリアに進みたいか?次第で色々な働き方があります。
こういった理由からも「何歳まで働けるのだろう?」を気にしすぎてパーソナルトレーナーを諦める必要はありません。
30代以降のトレーナー転職は遅くない
今あなたが30代以上であっても、年齢を理由にトレーナー転職を諦める必要はありません。(40代でも50代でもトレーナー転職の事例はあります。)
パーソナルトレーニングを受けるお客様の年齢層は20代だけではありません。30代から高齢者まで、年齢を重ねるごとに体の悩みは増えてくるため、パーソナルトレーニングのニーズは年齢問わず幅広くあります。
だからこそ、30代以降のトレーナーもお客様から十分求められます。転職も遅くはありません。年齢が近いトレーナーとお客様は、コミュニケーションの障壁が少なく、円滑なトレーニングを提供しやすいのです。
完全未経験だとしても、社会人経験があれば、多くのお客様とのコミュニケーションがスムーズに取れます。
パーソナルトレーナーとしての仕事は、どこまで行っても接客業。自分の年齢とキャリアを最大限に活かして、お客様に最適なサポートを提供することが求められます。
転職を考える際、本当に必要なのは年齢よりもスキルです。
もしあなたが完全未経験で、これからトレーナー転職を考えている場合、知識とスキルをどうやって習得していくかを考える必要があります。
完全未経験からトレーナーになるには?2ndPASSトレーナースクール
大切にすべきものは年齢ではなく実力!
パーソナルトレーナーは、「若いほど良い、年齢が高ければダメ」ということはありません。年齢はさほど重要ではないのです。
パーソナルトレーナーにとって年齢よりも大事なのは『実力』。
そして実力は、
- 『知識・技術』
- 『資格』
- 『コミュニケーション』
- 『ビジネススキル』
に大きく分けて考えることができます。
1.「知識・技術」
- 「筋肉がどの骨に付くのか」に関する「解剖学」
- 「どういった食事をとれば脂肪がたまらず健康でいられるか」に関する「栄養学」
など
知識・技術はパーソナルトレーナーにとっての商品価値そのものです。磨かないことはありえませんし、年齢関係なく、やればやるほど積みあがっていくもの。知識技術を習得しないパーソナルトレーナーは通用しません。
解剖学・運動生理学・栄養学などに基づいた根拠のあるトレーニング・食事の指導が求められます。知識技術は「知るか・知らないか」の話であり「年齢」はパーソナルトレーナーへの夢を諦める理由にはなりません。
2.「資格」
資格を通して知識技術を身に付けることは出来ますが、もっと大きな意味は『ライセンス保有』です。お客様に向けて資格を保有していることをアピール出来るのは信頼に繋がり、就職・転職にも有利に働きます。
さらにフリーランスで働く場合は特定のパーソナルトレーナー資格を保有していないと活動させてくれない施設が多いので、必ず取得しておくべきでしょう。
「18歳以上」「20歳以上」など取得条件に年齢がある資格もありますが、「~歳までに取得していなければNG」という資格はほとんどありません。一般的な社会人の年齢であればどなたでも資格取得ができます。
あなたにピッタリの資格を見つけませんか?
3.「コミュニケーション」
パーソナルトレーナーは『接客・サービス業』でもあります。お客様に楽しく、気持ちよく運動を取り入れてもらってなんぼです。そのための『コミュニケーション力』は、人気パーソナルトレーナーになる上で必須スキルになります。
ここ数年ジムは急増し、お客様はたくさんのジムから1つを選びます。いくつかのジムで体験トレーニングに行き、メニューを比較検討しながらお客様は自分に合ったジムやパーソナルトレーナーを選びます。
体験トレーニングや初回カウンセリングでお客様に「ここのジムなら通いたい」と思ってもらえる接客が求められます。
自分の知識・スキル・能力を知ってもらう場面を始め、あらゆる状況でコミュニケーションスキルは役に立つのです。
4.「ビジネススキル」
知識技術・資格、更にコミュニケーション力もある。そうなったらパーソナルトレーナーとして申し分ありませんが、欲を言えばもう1つ身に付けたいのが『ビジネススキル』です。
パーソナルトレーナーとして優秀なだけでなく、自分を売り込むことまでできると、ビジネスとして成功できるのです。まずはトレーナーとして充分なスキルを学ぶことが優先ですが、将来的には必ずビジネスの勉強をすることをおすすめします。
パーソナルトレーナーってどのくらい稼げるの?ジムのインストラクターと比較
インストラクター
正社員や業務委託で入社する場合は、会社にも寄りますが、スポーツクラブなどインストラクター正社員の初任給は18万円~25万円ほど。年収は、約250万円~500万円。会社によっては資格を取得すると手当が支給され、インストラクターの資格があると昇給する仕組みになっているところもあります。
また、他業界の一般的な初任給と比べると少し高い水準に設定される傾向にあります。フィットネスクラブやスポーツジムは営業時間が長く土日祝日なども営業しますから、不規則な勤務になる事が考慮されているようです。
パーソナルトレーナー
パーソナルジムの場合も初任給は18万円~25万円ほどの幅です。ただ、その後の給料の上がり方が、入社するジムによって全く異なります。
「固定給」「固定給+出来高」「出来高のみ」など、ジムによって様々です。
その為、パーソナルジムへの就職の場合は事前に求人をよく確認し、自分の希望となるべく近い所へ就職するのが良いです。2ndPASSの就職支援でも、給与形態を慎重に選ぶ人は多くいらっしゃいます。
フリーランス・個人事業主
またフリーランスの場合の収入は完全に自分次第!
自分が設定した料金×パーソナルトレーニング件数(お客様の数など)が売上となり、そこから場所代などの諸経費を引いた金額が手元に残ります。どのように自分のビジネスを設計するかによって、収入が変わります。個人事業主だからこそ、パーソナルトレーナーはビジネスを学ぶ必要性がありますね。
フリーランストレーナーの収入例
5,000円(1セッションの料金)×100セッション(13人のお客様が週に2回トレーニングに来る計算)-20万円(レンタル代)=30万円
1セッションあたりの料金は安いと4,000円~10,000円と幅広いですが、この料金の幅は自身のパーソナルトレーナーとしての実力やブランディングで決めるものであり、決して年齢だけで決まることではありません。
トレーナー業界の将来性
パーソナルトレーナーの一般的なイメージとして
- ライザップのような『2ヵ月集中、マンツーマンのダイエット指導』
- 『「お腹」「二の腕」や「ふくらはぎ」などの部分痩せ』
- 『モデルなどが通う女性限定プライベートジム』
などが挙げられます。
短期間で効果が出ることから、結婚式などのイベントに向けてパーソナルトレーナーのもとへ通うお客様も実際多くいらっしゃいます。
ただ、パーソナルトレーナーという職業が秘めている可能性は、これだけではありません。
そもそも、パーソナルトレーナーは『ヘルスケアに関する専門知識・技術を持つ専門家』だと言えます。
さらに、『一般の方の生活に一番近いヘルスケアの専門家』ということもできます。
パーソナルトレーナーはスポーツトレーナーのような国家資格がない職業なので、働き方や活動場所などが自由です。そのため、医療現場やトップスポーツ現場で活動することが前提の国家資格所持者よりも一般の方の生活に深く入り込んで運動を教えることが出来ます。
例えば
- 「企業の従業員の健康管理をパーソナルトレーナーが」
- 「地域の公民館でご老人たちの運動指導をパーソナルトレーナーが」
- 「市民ランナーのトレーニングやケアをパーソナルトレーナーが」
などなど。『ヘルスケア×〇〇』という仕事の組み合わせは無限大です。
さらに、既に始まりつつある後期高齢化社会において、民間のフィットネス業界が担う役割はとても大きいです。高齢者が増えてきて、全員が医療にかかってしまうと、間違いなく日本の社会保障制度は破綻します。
病院に行かなくて済むように『予防』することが非常に大切になるのです。怪我や病気を起こす前に、パーソナルトレーナーが高齢者の運動指導をすることの需要は今後期待できる業界と言えるでしょう。
まとめ
パーソナルトレーナーをこれから目指すとき、「年齢で迷う必要はない」ことについてまとめていきました。
パーソナルトレーナーに必要なのはスキル・資格・コミュニケーションなど年齢以外であり、今後の高齢者の増える日本社会ではむしろ年齢がプラスに働くことも!
パーソナルトレーナーという職業について詳しくはこちら
2ndPASSパーソナルトレーナー養成スクールでは様々な年齢の方が通われているので、「もっと詳しく知りたい」という方はお気軽に無料で資料請求してみてください!
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WRITER 戸田 明宏
2ndPASSスクール/編集部/Webディレクター
保有資格:NESTA-PFT、NESTA-WMT
Webディレクター:Web広告、SEO、ホームページ集客
2ndPASSスクールではホームページ運用やサイト制作を、主に卒業後の生徒に向けてサポート
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