公開日:2024.02.12

最終更新日:

スポーツが好きなら仕事に。自分に合った仕事を見つけるヒント

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学生時代にスポーツに情熱を注いだ経験をお持ちの方、あるいはスポーツ観戦やスポーツ選手への憧れを抱き続けてきた方にとって、スポーツに関わる仕事は魅力的な選択肢となるでしょう。

選手や指導者以外にも、スポーツに関わる仕事は様々な分野が存在し、あなたの個性やスキルを活かせる仕事を見つけられるかもしれません。

しかし、いざスポーツに関わる仕事を探そうとすると、

種類が多くて何から始めればいいのか

私に合った仕事ってなんなんだろう

と迷ってしまうことも。

そこで今回は、大きく9つのジャンルに分けたスポーツ関連の仕事について、それぞれの特徴や将来性、参入方法などを詳しく解説します。


さらにあなたに合った仕事の選び方を見つける時に便利な考え方もご紹介します。

スポーツに関わる仕事を選ぶポイント

スポーツに関わる仕事を探すとき

「スポーツを通して何をしている時が楽しかったのか?
「何をするのが好きだったか?」

をポイントに考えるとあなたに合った仕事が見つかるかもしれません。

大切なのはサッカーや野球といった競技名よりも、「何をしているときが好きだったのか?」の動詞で考えると、あなたの本質的に好きなことと繋がる仕事のヒントになります。

具体例としてここでは

  1. スポーツをする(身体を動かす)ことが好きな人
  2. スポーツを見るのが好きな人
  3. スポーツを通して人と関わるのが好きな人

と大きく3つに分けて考えていきます。

スポーツを「する(身体を動かす)」ことが好きだった方

  • アスリート・スポーツ選手
    自分の才能と努力を活かして、競技スポーツで最高のパフォーマンスを目指す。
  • インストラクター・パーソナルトレーナー
    運動指導やトレーニングを通じて、個人の健康や目標達成をサポートする。
  • スポーツ指導者
    チームや個人の指導を通して、スポーツの技術や知識を伝え、成長を促す。
  • スポーツ施設スタッフ
    スポーツ施設の運営や管理を通して、快適なスポーツ環境を提供する。
  • イベント企画・プロモーター
    スポーツイベントの企画・運営を通して、多くの人にスポーツの楽しさを伝える。


スポーツを「見るのが好きな人

  • スポーツライター
    スポーツの試合や選手について記事を書き、情報を伝える。
  • スポーツカメラマン
    スポーツの感動的な瞬間を写真で記録し、伝える。
  • スポーツアナウンサー
    スポーツの試合を解説・実況し、視聴者に興奮と感動を伝える。
  • スポーツデータ分析家
    スポーツデータを分析し、選手の強化や戦略の立案に貢献する。


スポーツを通して「人と接する」のが好きだった方

  • スポーツ指導者
    チームや個人の指導を通して、スポーツの技術や知識を伝え、成長を促す。
  • スポーツ施設スタッフ
    スポーツ施設の運営や管理を通して、快適なスポーツ環境を提供する。
  • イベント企画・プロモーター
    スポーツイベントの企画・運営を通して、多くの人にスポーツの楽しさを伝える。
  • アスリート・スポーツ選手のマネージャー
    選手のスケジュール管理やサポートを行い、競技に集中できる環境を整える。


上記はあくまでも一例ですが、他にも様々な好きなことから自分に合った仕事を見つけることができます。


ここで洗い出したスポーツに関わる仕事から、必要に応じてスポーツ関連の資格選びを考えてみると、より転職できる可能性が高まるでしょう。

スポーツに関わる仕事9選

あなたの好きなことや原体験を振り返りつつ、これから紹介する9つの仕事を、あなたのやりたい仕事探しの参考にしてもらえると幸いです。

  1. アスリート・スポーツ選手
  2. インストラクター・パーソナルトレーナー
  3. ヘルスケア・リハビリ
  4. スポーツドクター
  5. スポーツメーカー
  6. スポーツメディア
  7. スポーツ施設スタッフ
  8. イベント企画・プロモーター
  9. 地域のスポーツチーム運営

アスリート・スポーツ選手

個々のスポーツにおいて高い技術と体力を駆使し、国内外の大会や試合で競い合う。

長年の厳しいトレーニングと食事管理が必須であり、チームスポーツでは協調性も求められる。

インストラクター・パーソナルトレーナー

クライアントの体力レベルや健康目標に合わせた個別のフィットネスプランを作成・実行支援する。

モチベーション維持のための心理的サポートも重要な役割を担う。


パーソナルトレーナーとは?仕事内容、働き方の全て


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ヘルスケア・リハビリ

スポーツ選手や一般の人々の怪我の治療、予防、そしてリハビリテーションを行う。物理療法、運動療法、マッサージなどの技術を駆使し、最適な体調への復帰を目指す。

こうした職場で働く人々はスポーツトレーナーと呼ばれ、理学療法士柔道整復師鍼灸師などが挙げれます。

スポーツドクター

スポーツ選手専門の医療ケアを提供する医師。

選手の怪我の診断、治療、予防策の提供、栄養や心理面でのアドバイスを行い、選手が最高のパフォーマンスを発揮できるようサポートする。

スポーツメーカー

スポーツ用品やウェアの開発、製造、販売に携わります。

技術革新を追求し、選手のパフォーマンス向上に貢献する製品を市場に提供する。

マーケティング戦略も重要な業務の一つです。

スポーツメディア

記事執筆、撮影、放送などを通じてスポーツの魅力や最新情報を伝えるお仕事です。

試合のリポートや選手インタビュー、解説などを行い、スポーツファンへの情報提供を担います。

スポーツ施設スタッフ

スポーツ施設の運営、管理に従事。顧客の受付、施設の保守管理、イベントの企画・運営などを行い、利用者に安全で快適なスポーツ環境を提供する。

イベント企画・プロモーター

スポーツイベントの企画、宣伝、運営を行う。大会やイベントがスムーズに進行するように全体のコーディネートを担い、参加者や観客に最高の体験を提供する。

スポーツチームの運営

スポーツチームの運営では、地域のクラブチームを管理し、地元の才能を育成しながら地域社会と連携します。


この仕事は、会員募集、イベント企画、日常の管理などを行い、スポーツを通じて地域に貢献することを目指します。


スポーツ関係、フィットネス業界の将来性

スポーツ市場は、健康志向の高まりやライフスタイルの変化などにより、近年拡大傾向にあります。

以下は国がスポーツに対してどれだけこれから力を入れるのか?の参考にできる施策です。

2025年までに15兆円の市場規模にすることを目標にしていることから、業界全体で国が背中を押す業界と考えることができます。

スポーツ市場規模5.5兆円を2025年までに15兆円に拡大することを目指します。

参照元 スポーツ庁 ホームページ
「スポーツの成長産業化(第3期スポーツ基本計画)」より


スポーツで稼ぎその収益をスポーツへ再投資する自立的好循環を形成し2025年には、その市場規模が3倍の15兆円へ拡大することを目指します。

参照元 経済産業省
「スポーツで稼ぐ? 2025年におけるスポーツ市場規模を3倍に」より



国がそれだけスポーツ産業に力を入れていることは将来性を考える上での参考になります。

この拡大の背景には

  • 健康への意識の高まり
  • 運動不足の解消
  • ストレス解消
  • 高齢化社会への対応
  • 女性の社会進出


などが挙げられます。

注目の分野

  • オンラインフィットネス
  • パーソナルトレーニング
  • 高齢者向けフィットネス


日本では高齢化社会の進行に伴って、健康への需要が高まっています。

そうした背景も重なり、上記のスポーツに関わる業種が注目を浴びています。

スポーツに関わる仕事に転職・就職するには?

スポーツが好きで、仕事にしたいと考えている方は多いでしょう。スポーツに関わる仕事は多岐に渡り、アスリートや指導者だけでなく、様々な職種で活躍することができます。

自分の軸やスキルを明確にする・把握する

スポーツ関係の仕事に就きたいと思ったら、まずは自分自身の軸を明確にすることが重要です。

  • 興味・関心: どのようなスポーツに関心があるのか、どのような仕事に興味があるのかを具体的に考えてみましょう。
  • スキル: 自分が持っているスキルや経験を活かせる仕事は何か考えてみましょう。
  • 経験: 学生時代に体育会やスポーツサークルに所属していた経験は、就職活動で有利に働きます。


スポーツへの情熱だけでなく、コミュニケーション能力やリーダーシップ、専門知識など、仕事に必要なスキルを理解することが大切です。


パーソナルトレーナーやスポーツトレーナーといった専門職は特定の資格が有利に働きます。


パーソナルトレーナーの資格は独学で取得可能?10種類で徹底検証

スポーツトレーナーの資格一覧!取得方法や受験条件を解説

今あなたが学生の場合

スポーツ関係の仕事に就きたい学生の場合、体育学部、スポーツ科学部、健康科学部などの専門学部への進学も選択肢の一つです。

これらの学部では、スポーツに関する専門知識やスキルを学ぶことができます。

また、スポーツ指導者やパーソナルトレーナーなどの資格を取得することも、就職活動で有利に働きます。

今あなたが社会人で転職を考えているなら

社会人がスポーツ業界へ転職する際は、既存のスキルや経験を活かすことが重要です。

特に、接客経験や販売スキルがある場合、スポーツ用品販売やスポーツ施設スタッフといった職種への参入障壁は比較的低くなります。

スポーツが好きで、人と接することを楽しむことができれば、未経験でもチャンスが広がっています。

また、マーケティングや営業のスキルを持っている人は、スポーツメーカーへの転職が望ましい選択肢となり得ます。

スポーツ業界でのこれらの職種は、専門性を要しますが、未経験者を対象とした募集も増えており、民間の2ndPASSパーソナルトレーナースクールで必要なスキルを学ぶことが可能です。


筋トレが好きな方は、パーソナルトレーナーやインストラクターとしてその情熱を生かすことができます。

これらの職業は現在、非常に人気があり、業界への注目も高まっています。

スポーツ業界の仕事って稼げるの?気になる年収

パーソナルトレーナーの稼げる、稼げない

トッププロで活躍するアスリートは言うまでもなく稼げますが、この記事を見にきている人の多くは現実的に転職・就職できる仕事が知りたいのではないでしょうか?

今回は3つに絞って紹介します。

パーソナルトレーナー

パーソナルトレーニングは2010年頃から約10年ほどで急成長した業界です。

ライザップが有名ですが、大手のパーソナルジムで働く以外にも、フリーランストレーナーとして働く選択肢があります。

トレーニング単価を自分で設定できることと、そもそもの相場が高いことにより、フリーランスのパーソナルトレーナーは短時間で高収入を稼ぐことも可能です。

大きく、集客と指導スキルの2つのスキルをクリアすることで年収1000万円を稼ぐことができます。

スポーツメーカー

マーケティング職や営業職のポジションで大手のスポーツメーカーで働くと高収入が見込めます。

健康市場の高まりとともに、スポーツ用品だけでなく、プロテインや健康食品も多様化しており様々まメーカーがあります。

他業種から転職の際、営業職やマーケティング職に携わったことのある方は、転職を考えてもても良いでしょう。

スポーツチームの運営

ここで説明するのは限られた人にしかできない有名プロチームのコーチではなく、地域のクラブチーム、少年野球やサッカーなどのスポーツチーム運営するお仕事です。

チームの会員者数の増加、もしくは複数チームのオーナーになることで、高収入を期待できます。

まとめ

スポーツに関わる仕事は多岐に渡ります。

高齢化社会の進む日本では健康へのニーズが高まるにつれて、職種も多様化してきています。


特にパーソナルトレーナーは会社員としてだけでなく、 副業、フリーランスなど働き方に柔軟性のある業界です。


専門スキルは求められますが、2ndPASSパーソナルトレーナースクールでは実技、座学ともに週1の通学で一人前のトレーナーになる環境を整えております。


無料カウンセリング、資料の提供もしておりますので、気になる方はお気軽にご連絡くださいませ。

WRITER 戸田 明宏

2ndPASSスクール/編集部/Webディレクター

保有資格:NESTA-PFT、NESTA-WMT

Webディレクター:Web広告、SEO、ホームページ集客

2ndPASSスクールではホームページ運用やサイト制作を、主に卒業後の生徒に向けてサポート


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