公開日:2024.02.18

最終更新日:

社会人でも取りやすい!スポーツ関連の資格と気を付けるポイント

資格

スポーツ業界へのキャリアアップを目指す方におすすめの、取りやすく実用的な資格はさまざまです。

例えばパーソナルトレーナー資格は、国家資格と比べて取得難易度が低く、短期間でスキルを習得できます。

近年健康志向の高まりにより需要が高く、フリーランスとして活躍することも可能です。

スポーツ業界で仕事をしたい方に向け、パーソナルトレーナー資格以外にも、スポーツ指導員、ヨガインストラクター、ジムのマネジメント関連などの資格も紹介していきます。

スポーツ関連の資格に興味がある方へ


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パーソナルトレーナーの民間資格は取りやすく、実用的

パーソナルトレーナー資格は、実用性が高く、専門学校に通わずとも働きながらの資格取得が可能です。

パーソナルトレーナーとしての資格を持つことは、一般の方々に対する運動指導が可能となり、それがスポーツ業界でのさらなるキャリア機会へと繋げることができます。

代表的なパーナルトレーナー資格として3つが挙げられます。

実用的なトレーナー資格3選
  • NESTA PFT
  • NSCA CPT
  • JATI ATI


この記事を書いている2ndPASSトレーナースクールでは、週1の通学で資格はもちろん、実技スキルも習得できます。


就職支援も行っているので、トレーナースクールが気になる方はお気軽にご連絡ください。

取得のしやすさと、証明できるスキルは反比例

パーソナルトレーナー資格は取得のしやすさと、証明できるスキルのバランスを取得前に考えることをおすすめします。

一般的に、資格取得の難易度は、その資格が市場でどのように認識されるかと関係してきます。

つまり、「1日で取得できる」簡単な資格は、専門的スキルの証明としての価値が低い傾向にあります。

しかし、パーソナルトレーナー資格試験に合格するには、一般的に2ヶ月程度以上の勉強が必要とされています。

この資格は、取得が未経験でも受験可能でありながら、専門知識と技能を持つことを証明できます。

「注意点」難しすぎる資格は転職後のスキルアップに

難易度が高すぎる資格は、多くの場合、時間とリソースの大きな投資を必要とします。


国家資格が高難度資格の例として挙げられますが、最低でも2~3年の期間が必要です。


この理由は国家資格の多くが、卒業までに2~3年必要な専門学校の卒業を受験条件の一つにしているからです。

日中に働いている社会人にとって、お仕事と並行して専門学校に通学するのは、誰でもこなせるスケジュールではありません。

今の仕事を辞めて専門学校に通学するほどの覚悟や気合がある人でしか挑戦できないため、なかなかそこまで踏み切れる人は多くはないでしょう。

こうした資格は、今進路を考えている高校生であれば無理なく選択できる一方で、社会人でスポーツ初心者やキャリアの初期段階にある人々にとっては、非現実的な選択肢となりがちです。

そのため、「キャリアチェンジをしたい」といった段階で実践的なスキルと認知を得るためには、「資格の取りやすさ」と「難易度」が程よい資格が望ましいです。


それでも高難度資格が取りたい場合は、まずは程よい難易度の資格を取得し、転職した後で更なるスキルアップの位置付けで段階的に目指していきましょう。

おすすめ:パーソナルトレーナーの民間資格

この点で、パーソナルトレーナーの民間資格は理想的な選択です。

これらの資格は、社会人にとってほど良い難易度で、資格取得に必要な時間や労力は、得られる専門知識や技能と良いバランスを保っています。

さらに、民間資格は、特定の技能を持つ専門家としての自分の立場を確立するための有効な手段となります。

パーソナルトレーナーとしての資格は、一般のクライアントを指導することから、スポーツ業界でのより高度な職務へと進むための足掛かりとなることができます。

取りやすい資格と取りにくい資格の違い

キャリアアップや新しいスキルを身につけたいと考えている社会人にとって、資格取得は非常に重要です。

しかし、すべての資格が同じように取得しやすいわけではありません。

主に、取得に時間がかかり努力が必要な国家資格と、比較的簡単に短期間で手に入れることができる民間資格の二つに分けられます。

それぞれの資格の特徴を理解し、社会人が資格取得を目指す際の最適な選択肢を見ていきましょう。

国家資格と民間資格

先ほども触れましたが国家資格はその名の通り、国によって認定された資格で、一定の権威と信頼性を持ちます。

多くの場合、専門学校での2〜3年間の学習が必要とされ、「働きながらの資格取得」の難易度は高くなります。

国家資格を持つことは、専門性を高め、業界内での地位を確立する効果がありますが、現在の仕事を続けながら取得するには、大きな時間的・経済的投資が必要です。

一方、民間資格は、特定の団体や企業が提供する資格で、国家資格ほどの時間やコストを要せずに取得できることが多いです。

おおよそ2ヶ月程度の勉強と試験で取得可能なものが多く、社会人が現在の仕事を続けながらでも、新しいスキルを身につけたり、キャリアの選択肢を広げることが可能です。

また、履歴書に記載できる資格を短期間で取得したいと考えている方には、1日〜5日の講習会参加で取得できる民間資格もあります。

「取りやすさ」の観点でトレーナーの民間資格をおすすめする理由

社会人にとって、時間は貴重な資源です。現在の仕事を続けながら自己成長を目指す場合、民間資格はそのバランスを取る上で非常に有効な手段となります。

短期間で取得できる民間資格は、すぐにでも新しいスキルを学び、キャリアに活かすことが可能です。

また、資格取得にかかるコストも国家資格に比べて低い傾向にあり、リスクを抑えながら自己投資を行うことができます。

履歴書に追加できる資格を短期間で取得したい場合、1日から数日間の講習で取得できる民間資格は魅力的です。これらの資格は、応募する職種や業界によっては、採用の際のアドバンテージとなることもあります。

また意外と知られていませんが、パーソナルトレーナーの民間資格の多くがマークシート形式の「筆記試験のみ」で取得できます。

実技テストが含まれていると思われがちですが、実は知識レベルを証明する資格なのです。



2ndPASSパーソナルトレーナースクールでは実技スキルを学びつつ、資格取得をするカリキュラムで設定しています。



ここからはパーソナルトレーナーをはじめとした、スポーツ業界で活かせる資格を以下の3つに分けて紹介します。

  1. 「1ヶ月以内」に取得できる資格
  2. 「2ヶ月から6ヶ月以内」に取得できる資格
  3. オンラインで取得できる資格

1ヶ月以内に取得できる資格。最短で1日

スポーツ業界へのキャリアアップを目指す方にとって、資格取得は有効な手段の一つです。しかし、時間や費用的な制約から、なかなか踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

そんな方に向けて「1日からでも取得できるスポーツ関連資格」があります。

主に講習会等に参加して取得できる資格です。

「講習2日と提出課題」で取得できるNESTA スペシャリスト資格

NESTAスペシャリスト資格

NESTAスペシャリスト資格は合計29種類に分かれます。

29種類の資格は下記の大きく6種類に分けることができます。

  1. インストラクター系(5種)
  2. 健康・栄養・美容(5種)
  3. フィットネス経営・マネジメント(2種)
  4. キッズ、高齢者への指導(5種)
  5. 特殊なもの(3種)
  6. より専門的なトレーニング(3種)

【種類別】NESTAスペシャリスト資格の紹介。NESTA-PFTの更新にも!



テニス、ゴルフなどの特定のスポーツ指導、ダイエット、フィットネスクラブのマネジメントまで広範囲の資格を提供しています。

  • 対象: フィットネス業界でのキャリアアップを目指すトレーナーや専門家。
  • 取得方法: 2日の講習会に参加と課題提出
  • 資格団体: NESTA(National Exercise & Sports Trainers Association)

ポイント
  • 2日間の講習会に参加
  • 帰宅後マークシート形式のテストを郵送で提出
  • 100点中80点合格で資格取得



JSPO(日本スポーツ協会)発行 「スタートコーチ

画像はイメージです。資格団体とは無関係です。


NESTA スペシャリスト資格と同様に、「スポーツ指導者」の資格の中に複数種類の資格があります。

各資格によって取得にかかる時間は異なるので、ここではスポーツ指導者の中でも「スタートコーチ」を紹介します。

日本スポーツ協会は、地域スポーツの指導者として必要な知識や技能を提供する資格を発行しています。

これらの資格は、スポーツの普及と発展に貢献し、地域コミュニティにおける健康促進のリーダーを育成することを目的としています。

  • 概要: 地域スポーツの活性化と健康促進を目的とした指導者を育成する資格。
  • 対象: スポーツ指導に関心がある人、地域のスポーツ活動や学校で指導を行いたい人。
  • 取得方法: JSPOが実施する講習会に参加し、所定の評価をクリアすることで資格を取得。
  • 資格団体: 日本スポーツ協会(JSPO)


ポイント
  • 共通科目15時間以上
  • 専門科目4時間以上

合計19時間の講習


またJSPOの資格で「スポーツリーダー」の資格が紹介されることが多いですが、新資格、「コーチングアシスタント」の発行により、スポーツリーダー資格の新規講座は停止しています。(2024年2月時点)

ファーストエイド(応急処置)資格

事故や怪我が発生した際に、正しい応急処置を行うための基本的な知識と技術を身につけることができます。

  • 対象: スポーツ指導者、教育関係者、一般の社会人など、幅広い層に推奨されます。
  • 取得方法: 1日の講習に参加し、講習終了後に認定証が授与されます。


ポイント
  • 1日の講習で取得可能
  • 日本赤十字社や日本救急救命士協会など、複数の団体が提供。


日本赤十字社のホームページでは「救急法 基礎講習」として資格取得を受け付けています。

2ヶ月〜半年程度で「働きながら取れる」資格

試験に通過する形式の資格はより講習参加のみで取得できる資格と比べて、より専門的なものになります。

パーソナルトレーナーやヨガインストラクターの資格が、およそ2ヶ月から半年程度で取得できます。

全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会「NESTA PFT

NESTA-PFT資格

NESTAのパーソナルフィットネストレーナー資格は、フィットネス指導における実践的な知識とスキルを提供します。

パーソナルトレーナーやインストラクターが取得していて、フィットネス業界で最もメジャーな資格団体の1つと言えます。

  • 科学的根拠のあるパーソナルトレーニングの実技指導を行うための知識
  • パーソナルトレーナーの集客に関わるビジネススキル
  • 子供、高齢者など年齢やニーズに合わせたメニュー作成


詳細が知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
「NESTA-PFT(ネスタ)資格ガイド: 資格取得から実際の活用まで」


また2ndPASSパーソナルトレーナースクールは、数ある民間スクールの中で最多のNESTA PFT資格の合格者を輩出し「NESTA最優秀アカデミー」の認定を受けております。


無料カウンセリングも行っておりますので、NESTA PFT資格が気になる方はお気軽にご相談ください。

NSCA CPT

NSCAの認定パーソナルトレーナー資格は、運動科学に基づいたトレーニングメソッドとクライアントへの指導法に焦点を当てています。

この資格は、トレーニングの安全性と効果を最大化するための専門知識を身につけることを目指します。

NESTA PFTと同じくらいフィットネス業界で認知度の高い資格です。

NESTA PFT資格と学べる内容に大きな差はなく、強いて挙げるのであれば「アスリート指導の知識」に重きを置いてる資格と解釈することができます。

「NSCA-CPTとはどんな資格なのか?パーソナルトレーナー資格の紹介。」

ヨガアライアンス協会発行「RYT200

RYT200は、ヨガの指導者として必要な基本的な技術や知識を身につけることができる「ヨガの国際ライセンス」とも呼ばれる資格です。


合計200時間のトレーニングを通して、ヨガの哲学、アーサナ(ポーズ)、解剖学などの広範な知識を習得します。

公式サイトは海外のサイトとなるため、詳細が知りたい方は翻訳してご確認ください。

 

全米ヨガアライアンス公式サイト

通信講座で取れる資格

【まとめ】パーソナルトレーナー資格の通信講座3選!自宅で学べる資格

忙しいから、
できればオンラインで取れる資格が良いな

そんな方に向けて、オンライン講座完結の資格を紹介します。

NESTA PFTの「WEBコース」

先ほど説明したNESTA PFT講座はオンラインで学習できるコースです。



こちらは2ndPASSパーソナルトレーナースクールではなく、NESTA本部が開催するオンライン講座となります。

通信教育、メール講座でオンラインのマンツーマン形式で勉強を行い、 NESTA PFT試験をエリアごとの指定の会場で受験します。

詳しくはNESTA公式のコース紹介ページにてご確認いただけます。

全米スポーツ医学協会「NASM PES」

アスリートから一般人まで、ケガのリスクを抑えつつ、競技力のアップさせたり、日常動作を楽に行えるようにする運動指導を行います。

勉強から試験までオンラインコースで行えるパーソナルトレーナー資格です。

NASM-PESはどんな資格?世界95カ国に取得者数がいる団体の資格解説

JSPO(日本スポーツ協会)発行 「コーチングアシスタント」

先ほど1ヶ月以内で取得できる「スタートコーチ」資格でも説明した、JSPOの「スポーツ指導者」資格の一つです。

45時間のカリキュラムとなり、オンライン学習とオンラインテストで取得することができます。

公認コーチングアシスタント養成講習会(オンライン講座)

実技スキルの大切さ

スポーツ関連の資格取得を目指す際、実技スキルの重要性は忘れてはならないポイントです。

特にパーソナルトレーナーの資格はマークシートの筆記試験で合格できる資格が多いからです。

資格は専門知識の証明に過ぎず、実際の指導能力や現場での活躍は、実技スキルに大きく依存します。

この記事を書いている2ndPASSトレーナースクールでは週1日の通学で働きながら、実技と資格を取れるスクールです。

もしこの記事を読んでパーソナルトレーナーへの転職が気になる方はお気軽にご相談ください。

WRITER 戸田 明宏

2ndPASSスクール/編集部/Webディレクター

保有資格:NESTA-PFT、NESTA-WMT

Webディレクター:Web広告、SEO、ホームページ集客

2ndPASSスクールではホームページ運用やサイト制作を、主に卒業後の生徒に向けてサポート

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